インベントリ土壌調査とは

林野庁が平成25年度より実施しているのが「インベントリ土壌調査」です。
これは、環境問題に関する国際的な行動指標「京都議定書」によって定められている二酸化炭素の森林吸収量を正確に算定するために、森林だけでなく、枝葉や根、土壌における吸収や故損による炭素排出などを含めた森林生態系全体について測定する調査です。

調査内容は、林野庁・都道府県による「森林資源モニタリング調査」の実施地点(日本を4km四方に区切った交差するポイント、およそ15,000地点)のうち、およそ20%の箇所(およそ3,000地点)にて実施、各地点で土壌(深さ40cm程度まで×4箇所)、堆積有機物(50cm×50cm×4箇所)、枯死木(2方向のライン上の調査)の調査・サンプリングを行っており、そのうち約3割の地点では標準断面調査(深さ1 m程度)も併せて行なうものです。

栗元地質は、林野庁のインベントリ土壌調査に参加し、環境を守るための貢献を続けております。